ISO/IEC17025(JISQ17025)は「試験所及び校正機関の能力に関する国際規格」です。
化研はこの規格に基づく試験所として、公益財団法人日本適合性認定協会
(JAB)より認定を取得しています。
ISO/IEC17025認定項目については、信頼できる測定結果の証として、試験報告書に認定機関とILAC-MRA(国際試験所認定協力機構及び国際相互承認協定)のロゴマークを記載することができます。
このILAC MRAの認定シンボル付試験報告書は、ILAC加盟国において、試験(分析・測定)結果の正当性を証明することができるため、円滑な貿易や国際取引が可能になります。 ぜひ、ご活用下さい。
ISO/IEC17025認証取得のご案内
トリチウム(H-3)とストロンチウム90(Sr-90)が認定項目に加わりました!
認定試験所の試験データをご活用下さい!!
化研で認定付試験報告書を発行可能な項目
- ■放射性セシウム(Cs-134、Cs-137)
- ■放射性ヨウ素(I-131)
- ■トリチウム(H-3)
- ■ストロンチウム90(Sr-90 )
化研の放射能分析の特長
ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリーを
用いる分析については、特殊な形状の試料でも測定可能です。
ご相談下さい。
少量サンプルにも対応致しますのでご相談下さい。
一般には入手が困難な校正線源の作製も致します。
認定概要 [認定番号 RTL04310]
試験所・校正機関の別 | 試験所 |
機関名称 | 株式会社化研 本社・水戸研究所 技術部 |
機関所在地 | 茨城県水戸市堀町1044 |
事業所名称 | 株式会社化研 本社・水戸研究所 技術部 |
同 所在地 | 〒310-0903 茨城県水戸市堀町1044 |
恒久的施設で行う試験か、 現地試験かの別 |
■ 恒久的施設で行う試験 □ 現地試験 |
分野 | M26化学試験 |
分類コード | M26.A1/A2/A15 |
分類名称 | 環境試料 |
技術分類コード 及び名称 |
試験対象 項目 |
試験規格/標準作業手順書 |
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B9.1 放射能分析 |
Cs-134 Cs-137 I-131 |
試験対象品目:A1 (金属加工品)、A2(環境試料:土壌、底質、
水、灰、汚泥、きのこ原木、ほだ木、菌床用培地、菌床)、 A15 (セメント、原材料、関連製品)、 -ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメ トリー(放射能測定法シリーズ7) -緊急時におけるガンマ線スペクトロメトリーのための試 料前処理法(放射能測定法シリーズ24) SOP:放射能計測作業手順書(SOP003) |
Sr-90 | 試験対象品目:A2 (土壌、底質、陸水、海水、灰試料) |
|
H-3 | 試験対象品目:A2 (水) トリチウム分析法(放射能測定法シリーズ9) SOP: トリチウム分析手順書(SOP012) |
分野 | M27 食品・医薬品試験 |
分類コード | M27.A1/A4/A20.5 |
対象品目 | 食品・飼料・肥料/水/生薬 |
技術分類コード 及び名称 |
試験対象 項目 |
試験規格/標準作業手順書 |
---|---|---|
B17.1 放射能分析 |
Cs-134 Cs-137 |
試験対象品目:A1 (食品、乳児用食品、牛乳)、A4(飲料水) 食品中の放射性セシウム検査法 (平成24年3月15日 厚生労働省食安発0315 第4号 別添) SOP:放射能計測作業手順書(SOP003) |
Sr-90 | 試験対象品目:A1 (食品、牛乳、乳児用食品、肥料、飼料)、A4(飲料水) 放射性ストロンチウム分析法(放射能測定法シリーズ2) 環境試料採取法(放射能測定法シリーズ16) SOP:放射性ストロンチウム分析手順書(SOP008) |
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Cs-134 Cs-137 I-131 |
試験対象品目:A1 (食品、飼料、肥料) -ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー(放射能測定法シリーズ7) -緊急時におけるガンマ線スペクトロメトリーのための試料前処理法(放射能測定法シリーズ24) SOP:放射能計測作業手順書(SOP003) |
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I-131 | 試験対象品目:A1 (食品)、A4(飲料水) 緊急時における食品の放射能測定マニュアル (平成14年3月厚生労働省) 第2章 食品中の放射能の各種分析法 2 ゲルマニウム半導体検出器を用いたガンマ線スペク卜ロメトリーによる核種分析法 SOP:放射能計測作業手順書(SOP003) |
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I-131 Cs-134 Cs-13 |
試験対象品目:A20.5 (生薬) 生薬等の放射性物質測定ガイドライン (平成23年12月日本製薬団体連合会) 第3章ゲルマニウム半導体検出器を用いるガンマ線スペ クトロメトリーによる放射能測定法 SOP:放射能計測作業手順書(SOP003) |
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H-3 | 試験対象品目:A4 (飲料水) トリチウム分析法(放射能測定法シリーズ9) SOP:トリチウム分析手順書(SOP012) |
食品等の放射性物質検査に関して
化研は輸出食品等に対する放射性物質に関する検査の実施機関として、農林水産省から指定された検査機関です。ILAC MRAの認定シンボル付試験報告書をILAC加盟各国に提示することで、食品輸入規制に対し日本の食品の安全性を証明することができ、円滑な貿易や国際取引が可能となります。詳しくは農林水産省のページを御確認ください。
分析値に対する品質管理と品質保証
化研は教育訓練(日本分析センター等)や毎年国際原子力機関(IAEA)が実施する技能試験に参加することで客観的評価を行い、試験員の技能向上や分析結果の信頼性を担保しております。
低バックグランド
液体シンチレーションシステム
AccuFLEX LSC-LB7
放射性同位元素等使用許可 水使第176号 |
放射性同位元素の販売業 水販第31号 |
核燃料物質 使用許可 5安(核規)第701号 |
放射線取扱主任者(1種) | 5名 |
放射線取扱主任者(2種) | 6名 |
放射性ストロンチウム分析法 | 8名 |
ゲルマニウム半導体検出器による測定法 | 8名 |
例えば下図は、ある海水試料についてH-3及びSr-90を自社分析した結果と、IAEA付与値を比較評価したグラフです。(実際にはCs-134、Cs-137、Co-60等の分析も行っています)
弊社の分析値はいずれもIAEAの値に対して規格値内となっており、値の信頼性の高いことが解かります。
私たちはこれからも分析能力を維持・向上ために日々の努力を積み上げ、お客様に信頼できる結果を提供するよう努めます。
納期に関しまして
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137)、放射性ヨウ素(I-131)の測定では、午前中にお預かりしたサンプルは、サンプル数にもよりますが、概ね当日中に分析結果の速報をお知らせしております。お急ぎの場合は特急にてお受けすることも可能です。
尚、トリチウム(H-3)、ストロンチウム90(Sr-90)につきましては別途、ご相談させて頂きます。
詳しくは弊社、営業部までお尋ね下さい。