
ISO/IEC17025(JISQ17025)は「試験所及び校正機関の能力に関する国際規格」です。
化研はこの規格に基づく試験所として、公益財団法人日本適合性認定協会
(JAB)より認定を取得しています。
ISO/IEC17025認定項目については、信頼できる測定結果の証として、試験報告書に認定機関と
ILAC-MRA(国際試験所認定協力機構及び国際相互承認協定)のロゴマークを記載することができます。
このILAC MRAの認定シンボル付試験報告書は、ILAC加盟国において、試験(分析・測定)結果の正当性を証明することができるため、円滑な貿易や国際取引が可能になります。 ぜひ、ご活用下さい。
化研の放射能分析の特長
ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリーを
用いる分析については、特殊な形状の試料でも測定可能です。
ご相談下さい。
少量サンプルにも対応致しますのでご相談下さい。
一般には入手が困難な校正線源の作製も致します。
食品等の放射性物質検査に関して
化研は輸出食品等に対する放射性物質に関する検査の実施機関として、農林水産省から指定された検査機関です。ILAC MRAの認定シンボル付試験報告書をILAC加盟各国に提示することで、食品輸入規制に対し日本の食品の安全性を証明することができ、円滑な貿易や国際取引が可能となります。
詳しくは
農林水産省のページを御確認ください。
分析値に対する品質管理と品質保証
化研は教育訓練(日本分析センター等)や毎年国際原子力機関(IAEA)が実施する技能試験に参加することで客観的評価を行い、試験員の技能向上や分析結果の信頼性を担保しております。

低バックグランド
液体シンチレーションシステム
AccuFLEX LSC-LB7
関連する登録資格
| 放射性同位元素等使用許可 水使第176号 |
| 放射性同位元素の販売業 水販第31号 |
| 核燃料物質 使用許可 5安(核規)第701号 |
有資格者
| 放射線取扱主任者(1種) |
5名 |
| 放射線取扱主任者(2種) |
6名 |
公益財団法人日本分析センター研修への参加者
| 放射性ストロンチウム分析法 |
8名 |
| ゲルマニウム半導体検出器による測定法 |
8名 |
例えば下図は、ある海水試料についてH-3及びSr-90を自社分析した結果と、IAEA付与値を比較評価したグラフです。(実際にはCs-134、Cs-137、Co-60等の分析も行っています)
弊社の分析値はいずれもIAEAの値に対して規格値内となっており、値の信頼性の高いことが解かります。
私たちはこれからも分析能力を維持・向上ために日々の努力を積み上げ、お客様に信頼できる結果を提供するよう努めます。
納期に関しまして

放射性セシウム(Cs-134、Cs-137)、放射性ヨウ素(I-131)の測定では、午前中にお預かりしたサンプルは、サンプル数にもよりますが、概ね当日中に分析結果の速報をお知らせしております。
お急ぎの場合は特急にてお受けすることも可能です。
尚、トリチウム(H-3)、ストロンチウム90(Sr-90)につきましては別途、ご相談させて頂きます。
詳しくは弊社、営業部までお尋ね下さい。